2021年8月スケジュール

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こんにちは。佐野信江です。

最近、ピラティスに来ている母が、どうもレッスンをさぼりがちです。

「起きたらふらついて。」

「今日は○○があるから。」

と言い訳をしながら休んでしまいます。

仕事終わりに実家へ寄ると、そこそこ元気なのですが、髪もとかさず、まゆげも描いていないので、それはそれは姥捨て山に捨てられそうなババ様のようです。

ピラティスに来ない日は、1分前に言ったことも忘れていて、会話が成り立たちません。

ボールペンを探していたのに、何を探しているのか忘れる。

1分前にお金を支払ったのに、「渡したっけ?」「私が渡した?」と忘れる。

バッグからハンカチを出そうとして、そこにあるのに「ハンカチがない。」と何十分もかかる。

目の見えない父は、毎日イラっときているようです。

目が見える私でさえ、「さっき言ったよね?」と口調を荒げてしまいます。

母は、

「相手が何か怒っているのはわかるけど、何を怒っているのかがわからない。」と言います。

「怒っているのだから、きっと私が何かやっちゃったんだろうな。」と。

それを聞いて、涙が出るほど反省し、自分の偉そうな態度に落ち込みます。

でも、ある日この本を読みました。

今までは、こういう時はこうすると良い、という感じの本が多かったのですが、こちらは、

認知症の人が、どうして何回も聞き直すのか、

どうして怒りっぽくなるのか、

どうして歩き回ってしまうのか、

本人の立場になると、こんな気持ちなんだよ、ということが代弁されています。

よく、「認知症になったら、本人は忘れちゃうからいいよね。」

という人がいますが、決してそうではないのですよね。

母は、認知症ではないけれど、

何回も聞き直すのも、それなりの理由がある。

そんな話を読んだら、またまた涙が出てしまいました。

ただひとつ、私が発見した重大な事実は、

【ピラティスをやった日は、しっかりしている。】

ということです。

ピラティスレッスンに来た日は、よく笑い、よくしゃべり、記憶もしっかりしています。

この世で一番の老化防止は、ピラティスなのではないかと思います。

歩くだけの運動と違い、ピラティスのように、頭を使って理解し、手足を脳の指令通り動かす、という当たり前のようで当たり前じゃない動きが、より脳を活性化させるのではないか、と思います。

「来週は必ず来なさいよ。」と強くお説教し、ピラティスレッスンを休んだ日は、3000歩以上のウォーキングを一緒にやることにしました。

家の近くをウォーキング。富士山がちょこりん。

「あ、お腹が出て映っちゃってる!」と気にしてる母。(笑)

この後、背筋練習をやらせて、コーヒー飲んでおやつを食べました。

するとやはり、話す内容がしっかりしてるし、声も良く出てる!

よくしゃべって、ケラケラと笑って、記憶もしっかりなんです!

あれ?ボケは治ったのか?と思うくらい。

「もー!ピラティスやってれば、ボケないから!ちゃんと来なさいよ。」

とまたまたお説教しながら、実家を後にしたのでした。

帰りの車の中で、

「私は一生、ピラティスをやり続けよう。」

と心に誓うのでした。

そしてまた、私は多くの人にピラティスを続けてほしい。

どんな年代であろうと、

関節は良く動くようになるし、

筋力はつくし、

頭は使うし、

気分はすっきりする。

私のレッスンは特に、おもしろい!楽しいよ(笑)

落ち込んだ時や、だるいとき、気分が乗らないとき、やる気が出ないとき、

そんなときこそ、動くのだ!

やらない理由は何だーーーー!?(笑)


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