月に１回程度ですが、78歳の母を連れて、ＡＢＣクッキングスタジオにパン作りを習いに行っています。
時々は家から離れて、若い人たちと接する機会があったほうがいいのと、手先を使うことはボケ防止につながるだろうと私が考えたからです。
けれど、「今、先生その説明してたじゃん！」「この前も同じことしたじゃん！」と、ツッコミ満載の母のボケにびっくりすることが多いのです。
昔はあんなにテキパキと動いていたのに、今は人一倍時間がかかり、先生に連れられていく様子は幼稚園児のよう。
ファスナーを開けて発酵器にパンを入れるのは、もうすでに３回やったことなのに、発酵器とオーブンの区別がつかないらしい。
私にはおじいちゃん、おばあちゃんと接する機会がなく、年をとるとどうなっていくのかが、わからなかったのですが、自分もいつかそうなるのを、覚えておかなくちゃ。
あまり母を怒らないようにしよう。私も娘に怒られたら嫌だもんね。だって娘って怖いからね。
