目の見えない私の父は、ピラティスを始めて、10年以上経ちました。
レッスン回数は400回を超え、難しいと言われるエクササイズもこなせるようになりました。
わからないところをこっそり聞いてきたり
家でも自主練したり
いつまでも自分の足で歩くんだ!と強い意志を持ち
自主練した日はカレンダーにマルをつけて自分への課題にしています。
そんな父を影ながら尊敬しているし、こういうふうに年をとっていくもんなんだと教えられています。
そして、たとえ目が見えなくても、私の説明を聞いただけで父がさっと動けるように、私には、その説明を的確に言うという課題があります。
だから、どういう言い方をすれば、わかりやすいかを常に考えながらレッスンしています。
父は目が見えないから、人一倍努力をしているんだと思いますが
私の説明が早すぎたり、よくわからなかったり、自分が出遅れたりすると、投げやりな態度をとるのですぐにわかるんです。(笑)
「どこがわからなかったの?」と、あとから聞くと
「右って言われても、どっちが右か自分でわからなくなるねん。」(父は神戸出身)
「お前の説明がわかりにくいねん。」
と言うので、それは自分の問題じゃね?とムッとしたけど
他のクラスで「うつ伏せや仰向けや、横向きを繰り返していると、自分がどこを向いているのか、わからなくなっちゃうのよね!」
とおっしゃっていたので、ちょっとムッとした自分を反省したりします。
大人げないよね。(笑)
いろんな年代の方がいて、いろんな事情があって、いろんなケガや症状がある。
でもそこをうまく乗り越えられるように、指導者がいるんですよね。
太っているから
運動音痴だから
覚えが悪いから
病気があるから
半身がうまく動かないから
だからうまくできないの。
と、恥ずかしそうに、そうおっしゃる方はたくさんいます。
でも
だからこそやるんですよね。
だからこそ私も指導の質が、上がるようになるんですよね。
むしろ、いろんな悩み、ウエルカムでございます!
いつまでも元気でいたい
自分のことは自分でできるように
杖を使わないで自分の足でずっと歩けるように
30代までは当たり前だったことも、40歳からはそんな些細なことを願うようになる。
いつまでも元気でいたいと思うのは、みんな一緒だけど
あなたはそのために今、何をしていますか?
どんな努力をしていますか?
「仕事仕事で、今まで何も運動してこなかった。」
という方は、
おしゃれやネイルや音楽をやるように
これから少しだけでも運動を取り入れて
食事を少しだけでも、工夫できるようにすると
もっともっと人生を長く楽しめるようになりますよ♪
天国へ行くのにも、階段は自分で登らなくちゃだから(笑)一緒に鍛えていきましょうね♡
私はいつもあなたの応援しています!
いつでもご相談下さいね。