パン教室に通っている私と母。若い人たちに混じって母だけテンポが遅い。みんなは一回でできるのに、母はさっき説明されたことをもう一度先生に聞いたりする。
みんなはできるのに、自分だけできなかったら、つらいのではないかと、母に聞くと
という、心強いお言葉が・・・。
ピラティススタジオでは、「私だけできないエクササイズがあるから、恥ずかしい。」とおっしゃる方に、「できないことに挑戦するからおもしろいんですよ、できちゃったら、ここに来る意味がないでしょ?」とお返事することがある。
母は誰がどう思おうが、自分が勉強するということに貪欲で、パン教室の先生を信頼しているようだ。
半ば強引にパン教室に誘ったけれど、母のこういう心強い言葉が聞けて、とても嬉しく思う。こういうところ、尊敬している。
そして私も、どんな質問にも笑って答えられる先生でいたいと思うのだ。